生理痛は誰にでもあるもの・・・と思っていませんか?
実は中医学では生理痛はないのが当たり前というのが常識です。
よって、生理痛があるという状態は異常であり、体からのヘルプサインだと思ってください。生理痛がある方はほかの症状もある可能性が多分にあります。 例えば、冷え・頭痛・肩こり・耳鳴り・便秘などなど。
それに毎月のことだからといって甘くみてはいけません。
生理痛の影に子宮筋腫や子宮内膜症、感染症などの病気が潜んでいる場合もあります。
これらの病気は不妊の原因にもなるもので、特に子宮内膜症は一度進行すると閉経まで完治が難しいケースもあり、将来赤ちゃんが欲しいとなった時に後悔したくないですよね。
生理痛タイプ
保元堂薬局では、生理痛を3タイプに分けて根本から対応していきます。
強く刺すように痛む、又は絞られる様に痛む。
生理の量が多くなると痛みも強くなる。
生理にレバー状の塊が混じり、色も黒っぽい。
生理周期は遅れがちである。
【ワンポイントアドバイス】
血は冷やされるのを嫌います。冷えると血の流れも悪くなります。まずは冷えない工夫をしましょう。冷たいものの飲みすぎ・食べすぎ、生ものは控え、タバコはやめましょう。また、エアコンに頼りすぎないよう寒さや暑さに対応出来る体づくり(自分の体温調整力をあげること)も大切です。
おけつについて詳しくはコチラも参考にしてください。
生理の周期も生理痛も、月により変わり一定しない。
生理前から胸やお腹、腰が張って痛む。
生理の量が多くなると、却って痛みが楽になる事もある。
環境変化やストレス、緊張等で痛みが強くなる。
普段からイライラしやすい。ため息が多い。
【ワンポイントアドバイス】
気のめぐりを良くする為には、なるべく頭と体の緊張を取る工夫が大切です。ジャスミンティー、ミントティーなど香りの良いお茶がオススメ。また普段の食事に春菊・セリなどの香菜を取り入れてみましょう。体内に溜まったガスは大根のおでんや煮物がオススメです。カモミール、クラリセージ、ゼラニウムなどのアロマバスで上手にリラックスも良いでしょう。
生理の終わり頃から痛み始め、痛みは強くないが、生理が終わったあとも数日痛むことがよくある。
生理の量は少なく、色も薄く水っぽい。
初潮が遅かった。
もともと疲れやすい、だるくなりやすい。
顔色が悪く、よく汗をかく。
【ワンポイントアドバイス】
気と血が足りない状態なので、いつも疲れやすくだるくなりやすいのです。 まずは普段の食生活に、気血を増やしてくれる黒豆、プルーン、なつめ、山芋、もち米、小豆、たらこ、いくらを取り入れてみましょう。 但し、生理中に食欲のない時は無理して食べなくても良いです。少量でも栄養バランスのよい食事を心がけましょう。 また、夜更かしや寝不足は気を消耗するのでやめましょう。
そのダイエット、あなたに合っていますか?
生理トラブルの一因にもなるのが、間違ったダイエットです。
やせればキレイになれる・・・
本当にそうでしょうか?
例えば、1種類の食べ物をひたすら食べ続けるダイエット、「何も食べない」という絶食ダイエット、人間は食べ物から主なエネルギーを得ています。 エネルギー源が途絶えるということは体に負担がかかるのはもちろん、命の危険にもさらされるのは当たり前の事です。
当然、生理も乱れたり、こなくなったりします。
そして、栄養が足りない為、髪もお肌も艶を失い、カサカサに乾燥するのでシワになります。腎精も不足するので、女性らしさを保つホルモン類も枯渇します。
どうでしょう。
美しくなりましたか?
現代の女性は男性並に仕事をこなし、加えて家事・育児もこなします。 ストレスがたまりやすい生活環境で、気血の流れも滞りがちです。
おしゃれのために薄着をしたり肩や背中や腰のあいた服、ミニスカートや短パンをはいたりします。
栄養不足で、体も冷やされ、気血の流れが悪いとなると、「心も体も美しく!」から遠のくばかりです。
では、どうすれば良いでしょう。
食事は腹八分目、ボリュームのあるものは朝食で、適度な運動をして、衣服を調整して体を冷やさないようにする!
まずはこれらを心がけてみてはいかがでしょう。
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